かかりつけの歯科医院で定期健診のすすめ

体のあらゆる部分に健康に関して気になる部分がありますが、歯の健康もそのひとつです。子どもの頃は虫歯に対する注意や歯磨きの推進についてよく言われてきましたが、大人になると虫歯だけでなく歯周病が気になってきます。年齢とともに歯茎が下がってきたり、歯周ポケットが深くなるなどのトラブルが起きてくるからです。総合的な歯の健康のチェックとして定期的な検診は欠かせません。トラブルが起きないとなかなか歯科医院に行く機会がありませんが、トラブルが起きる前に検診を受けることこそ最も有効な対策法と言えます。

健康診断やがん検診は勤務先や各自治体で定期的に行われていますが、歯科検診は自分から意識的に歯科医院にいかないときっかけを逃しやすいものです。私がかかりつけにしている歯科医院は、治療の最終日にハガキを作成し、半年後に検診のお知らせとして送付してくれるシステムがあります。自分の住所、氏名をハガキに記入するだけで半年後に検診のお知らせをしてくれるのですから大変便利なシステムです。こうした喚起があると歯科医院に行くきっかけになります。そのためにも自分のかかりつけの歯科医院を作っておくことは大切だと思います。最近は歯科医院の数も増えて夜遅くまでや休日も診察してくれる医院があります。自分のライフスタイルに合った医院、そして信頼できる医院を選びたいものです。